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石川善樹の「脳とうまく付き合う法」

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強さとは信頼、「ゲーム道」究める

東大卒プロゲーマー、ときど氏に再び聞く

予防医学者 石川善樹氏

石川 一般のビジネスパーソンは物事の本質について考える機会はあまりないと思います。考えなくても仕事はできますから。ゲームをやる人、特にプロゲーマーは自分と向き合う時間が長いから、いろんなことを考えるんでしょうね。ゲームを通じた人格形成はもっと知られていいと思います。

ときど ゲームには性格が表れます。瞬間的に反応しなければならず、考える余裕がないからです。試合後のインタビューでいくらかっこいいことを言っても、せこいプレーをしていればわかります(笑)。

石川 どうも世間ではゲームを甘く見ている人が多いように思います。よく子どもがゲームばかりやって勉強しなくて困る、という人がいますが、ゲームをする時間と勉強する時間に相関関係はないという研究成果があります。むしろ、「私の子どもはどういう姿勢でゲームに臨んでいるのか?」、そちらの方が大事ではないかと思いますね。

ときど 取り組み方次第だと思います。もっと興味を持ってもらえるよう、ゲーム道を広めていきたいですね。ゲームとは何か、少しずつ見えてきましたが、また変わるかもしれません。いや、変わっていかなきゃいけないんだと思っています。

石川 ゲームからゲーム道へ。視線を上げていくには、本田宗一郎や盛田昭夫のような楽観的なリーダーが必要です。ときどさんのリーダーシップに期待しています!

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