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黒字の会社が倒産するのはなぜ?

公認会計士・税理士 山田咲道 氏

 お客さんから「支払いを待ってほしい」といわれて、戸惑うマナブさん。会計士の山田さんは、もうかっていても倒産したり、目の前に現金があるのにもうかっていない会社があることを、マナブさんに教えます。そうした事態に陥らないためには、資金繰りをしっかり把握することが大切です。

赤字でもない会社が、なぜ支払いできないの?

マナブ こんにちは。またまたお久しぶりです。

山田 あっ、どうも、こんにちは。今日はどうしたんですか、突然。

マナブ いや、困ったことがあったんですよ、ちょっと前に。うちの会社って、お客さんに商品を届けてから、お金を払ってもらうのは翌月の20日って約束をしてるんです。それで、あるお客さんがお金を入れてくれないんですよ。実は......

お客さん マナブさん、先月送っていただいたぶんの支払いを待ってくれませんか。

マナブ うわぁー、それ困りますよ。お金を払ってもらえないと、課長に「おまえ、どうなってんだ!」って僕が怒られるんですから。

お客さん それが、うちの大口のお客さんが突然倒産して、資金繰りが苦しくなっちゃって......。

マナブ 資金繰りってなんですか?

お客さん いま、そんなこと説明してる余裕ないんですよ。とにかく、課長さんには、「お得意先が倒産して資金繰りが苦しいから、ちょっと待ってくれ」って頼めばわかるから。踏み倒そうっていうわけじゃないですよ。別に赤字になってるわけでもないし。来月には必ず払うから......。

 ってことがあったんですよ。それで、課長にそのことを報告したら、「まあ、あそこは大のお得意先だから、しようがないか」って。でも、赤字でもない会社なのに、なんで支払いができないんでしょう。

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