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ずっと売れる!ストーリー

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人を動かすのは、感情揺さぶる「ストーリー」

湘南ストーリーブランディング研究所 川上徹也 氏

 何かを人に伝えるとき、「ストーリーとして語る」ことは非常に効果があります。なぜなら、ストーリーには人の感情を揺さぶる力があるからです。どんな仕事も、相手の感情に訴えることによって大きく進展していきます。ストーリーの活用は営業力、交渉力、企画力、プレゼン力、 コミュニケーション力など、ビジネスの色々な分野で役に立ちます。

ロジックやデータだけで人は動かない

 「仕事はストーリーで動かそう!」と言うと、まず、こんな疑問が頭に浮かぶと思います。

 「仕事とストーリーにどういう関係があるの?」って。

 そりゃそうですよね。ストーリーという言葉から最初に思い浮かぶのは、小説、マンガ、映画、ドラマなどエンターテインメント系のコンテンツ。もちろん、そのようなエンタメ系のコンテンツは巨大なマーケットがあり、大きなビジネスになります。

 でも、この本を手に取ってくださっているのは、そのような業界ではない方が多いでしょう。だから当然思いますよね。ストーリーなんて自分には関係ないんじゃないかって。

 でもね、それが関係あるんですよ!

 みなさんも、小説、マンガ、映画、ドラマなどのストーリーに触れて、泣いたり笑ったり感動したりしたことがあると思います。

 そうです! ストーリーには人の心を動かす力があるのです。

 ビジネスの現場にいる方だと納得していただけると思うのですが、人は論理=ロジックやデータだけでは動かないものです。むしろ感情で動くことの方が多いくらいですよね。

 重要な案件を決める会議で、客観的な資料から結論はほとんど決まりかけていたのに、誰かの感情的な発言によって、話の流れが大きく変わってしまう。

 あるいは、プレゼンの現場でこちらのデータやロジックは完璧なはずなのに、得意先は退屈そうな表情で聞いている。

 もっと身近な例を挙げると、何日もかけてつくり上げた企画書が、上司の機嫌がいい悪いでボツにされてしまったとか。例を挙げるとキリがありません。

 仕事はロジックやデータだけで動かない。だからこそ、仕事やビジネスの現場でストーリーを活用するのです!

 ストーリーには感情を動かす力があります。

 相手の感情を動かし、共感してもらうことで、あなたの仕事は大きく変わります。あなたの商品、あなたの会社、あなた自身に、人々の感情を動かすストーリーはありますか?

ロジックを超えたストーリーの力

 ストーリーを利用して商品や企業をイメージアップする方法は、CMなどでは古くから使われていました。

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